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橋下弁護士vs今枝弁護士

Excite エキサイト : 社会ニュース

だいぶ涼しくなって過ごしやすくなってきましたが、場外乱闘はヒートアップを続けています。
ヒートアップする前に両者のブログをご覧ください。
橋下弁護士のブログ
http://hashimotol.exblog.jp/

今枝弁護士のサイト
http://beauty.geocities.jp/imajin28490/

今枝弁護士のサイトを拝見させていただいて2点の疑問がわきました。
http://beauty.geocities.yahoo.co.jp/gl/imajin28490/view/20070928/1190940686
(引用開始)
①裁判所に出頭しないのは不当
 これについて、橋下弁護士は、ブログで手続的な理由を説明しており、形式的には正論です。
 しかし私は、「代理人が選任されず」かつ「尋問まで一度も裁判所に出頭しようとしない」で「電話会議で進行する」事件は見たことも聞いたこともありません。
 こういう社会的に重大な裁判は、東京のテレビ局に収録に行っている暇があるなら、出席すべきです。事務所経営者として、無償で裁判に行くことはできないのでしょうか。
 またこの裁判は弁護士同士の内輪もめに過ぎず、重要ではないとまで言います。
 一般人でも、仕事(それぞれに重要)より裁判が大事と思う人が多いのではないでしょうか。
 「裁判の公開」は憲法上の要請であり、傍聴席への公開を通じて国民に裁判が公開され、裁判の民主的監視の担保が最低限なされているのです。
(引用終了)

私はこの中で次の一文に疑問を感じました。
 一般人でも、仕事(それぞれに重要)より裁判が大事と思う人が多いのではないでしょうか。
刑事事件ならまだしも、民事事件で裁判の方が大事だと思う人が多いのでしょうか?
私はこのような案件なら仕事を選ぶと思います。
一般人でもそうするのではないでしょうか?
こういうところで世間とのずれを感じました。

次にご遺族の意見陳述の際の被告の行動。
http://beauty.geocities.yahoo.co.jp/gl/imajin28490/view/20070921/1190331562
(引用開始)
検察官が、「私は見たんだが、あなたは、先ほど、遺族の意見をメモしながら、すーっと1本線を引いて消したね。あれはどういうことか。」と聞いたのに対し、そのメモを示し、「そんなことはしていない。」と弁明した。

被告人は、そのメモを、検察官と裁判官に示し、そのような線は入っていないことを示した。
弁護人が、検察官が新たな濡れ衣を着せようとしたと反発し、「検察官は、誤りについて、撤回し謝罪されたい。」としたのに対し、検察官は、「その必要はない。」と返した。

検察官が被告人への偏見から勘違いを起こしたことに、怒りを覚えた私が、被告人に、「君に対し厳しい見方をされてこういう誤解も生じるから、これまでも、そしてこれからも、君に対してこういう誤解や濡れ衣(※検察官が、メモに線を引いたと非難したことを象徴)は、ずっと続いていくだろうが、その中でも君はくじけず強く生きていけるのか。」と聴いたところ、被告人が「はい。・・・検察官は、僕をなめないでいただきたいですね。」と答えた。
(引用終了)

http://fukutomim.iza.ne.jp/blog/entry/306233/
(引用開始)
 陳述を終え、再び三方を向いて一礼する本村さん。その間、真後ろに座って手元の紙に鉛筆を走らせていた被告も、立ち上がる。だが頭を下げる被告に、本村さんは視線を向けずに退廷した。

 30分の休廷をはさんで行われた最後の被告人質問。被告は泣きじゃくりながら「責任の重みを痛感しています」「償いをしていきたい」と反省の言葉を繰り返した。

 しかし、検察官に「ご遺族の陳述を聞かずに何をしていたのか」となじられると一変した。「集中して内容をメモしていた」。憤然と立ち上がると検察官席に詰め寄り、手元の紙を突き出した。

 騒然となる廷内。接見を重ねてきた弁護人がその場をおさめるように質問に立った。「厳しい目が向けられ、濡れ衣を着せられたりしても、償いを続けてほしい」。だが、被告の答えは「それを踏まえた上で、検察官に言わせていただきたい。(ぼくを)なめないでいただきたい」だった。
(引用終了)

上は今枝弁護士のサイト、下は福留記者のブログからです。
共通して言えることは、被告はご遺族の意見陳述を真面目に聞いていなかったこと。
検察官に対して、「(ぼくを)なめないでいただきたい」と言ったこと。

今枝弁護士は、被告からこのような言葉を引き出したことは反省されていますが、好意的に見ています。
一体どっちなんでしょうか?

今回の記事はJ-CASTにしては珍しく公平に書かれてありました。
今後もこのように有意義な意見交換ができるといいですね。

by JuriKitahara | 2007-09-29 01:01 | 日記
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